Left  :   former Trio  〜2015   2016〜 new Trio  :  Right
Ohno(p)     Inoue(b)     Eto(d) 
Yuji Ohno Trio
Ohno(p)   Kamimura(b)   Takahashi(d)
 

★★ 容量確保のため無料HPへ移転、広告あり ★★

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1. LUPIN THE THIRD JAZZ  との かかわり履歴                     2007end
BGM :Treasure of Time 
 

2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 

年月日

2007  かかわり履歴

画像等

 

 Let's enjoy LUPIN JAZZ(ルパンジャズ

 

 
 

2007/1/17

GYAOよりルパン三世 1st.シリーズ第21、22、23話を録画。 1st.シリーズは23本で構成されており、TBSより放映されたものである。 GYAOのルパン三世関係アニメの放映が終了、また大野雄二トリオのライブ放映も終了しており、非常にさびしく思う。 ルパン関係放映の再開を強く期待している。

  

    
sm      60.ルパン三世TV-121  ジャジャ馬娘を助けだせ  
sm      61.ルパン三世TV-122  先手必勝コンピューター作戦  
sm      62.ルパン三世TV-123  黄金の大作戦  
 
 

2007/1/08

次回ライブでサインをもらうCDがなくなったのでアマゾンで下記CD2枚購入。 ジャズシリーズ未購入は残り2枚となり、寂しくなる。 大野雄二さんにどんどん出すようお願いしょうと思うが、前にも書いたがスタジオ録音でなく、トリオのライブ生録CDを出してほしいものだ。 トリオのライブを7回聴いたが、静寂の中でのスタジオ録音では感じられない、ホットでハードドライビングするルパンジャズはライブでないと聴けないからだ。 
CD GLUPIN THE THIRD JAZZ   Bossa&Fusion  第4弾  
CD HLUPIN THE THIRD JAZZ     Cool For Joy   第9弾  
  感想ですが、CDGはブラジル出身ソニアローサのボーカルが4曲ある。 写真から大野さんとは同年輩くらいに見え、共演仲間とのこと。 自作のポルトガル語の歌詞での情熱的なボーカルは大野さんと息もピッタリした感じであるが、フィリピン出身のリレットの甘いボーカルを聞いた後では峰不二子チャンが一変に年を取った感じに聞こえて、不二子チャンがチョット気の毒に思えました。 ソニアローサさんごめんなさい。
  CDHはクール(格好よさ)を凝縮したような作品に思えた。 ジャズメッセンジャ−あり、マイルスあり、MJQありでモダンジャズ最盛期のクールトーンが一杯詰まっていて、40年昔に戻ったような感じでで聴いてしまった。 ワルツのルパンテーマがありますが、ワルツではルパンは「どじを踏む」ような気がして、4ビートで躍らせる(活躍させる)のが一番でないかとチョット感じました。  
 
 
2007/1/18 ライブ鑑賞(08)御茶ノ水NARU。  今日は所要があり午後2時頃外出。 秋葉原で数時間ぶらぶら、ネットワーク関係情報収集、またメディア等購入し、少し早めの7時前にNARUへ到着。 今日は一人なので気楽でよい。 金沢のフアンも到着しており、挨拶後いつものピザと黒ビールで腹ごしらえする。 ライブ開始前、例によって大野さんにCDGにサインをもらう。 今年初めてのサインとかで、2006と年号を間違えたことを何度も謝ってくれて、こちらが恐縮したほどでした。 ライブ演奏も今年初めてと言っていました。 サインの後、2006/12/14に書いたケニードリューの話を始めて、「大野先生のルーツはどんなところにあるのかなと思っているのですが」と言ったら、「50年代後半のそういうところだよ」と答えられました。 50年代後半のその当時生きていた人のジャズをリアルタイムに聞いて(大野先生の発言から)その影響をうけていると解釈されまして、そのスタイルをジャズ用語で言うと「ハードバップ」と分類されると理解しました。 当方の探していたジャズが「ハードバップ」と分かってうれしい、先生のジャズは探していたものであり、ライブで毎回堪能させていただいていると話した。 話しこんでいるうちに、ベースやドラムのチューニングの音がにぎやかになってきたので、二度目(一度目は2006/11/16)の先生とのジャズ談義を終える。

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  1stステージの2曲目は「Softry as in a Morning Sunrise」と俵山さんのピッチカットベースをフューチャーした軽快なテンポの名曲と最初から盛り上がった。 年末の多忙から少し休養をとられた後の今年初めての大野雄二トリオによるライブとなったためか、年末と同様 唸るようなハミングがたびたび聞こえ、またスタンディングプレーも随所に見られて、2ndステージ、3rdステージの最後のルパン三世のテーマまで時間のたつのを忘れて聴き込んでしまった。 予定どうり7時半に始まったが、終ったのは11時20分頃。  曲名の分かったのは1曲だけと、なんとも情けない。 帰り際に俵山さんと顔があったので「Softry as Morning Sunrise」は素晴らしかった、また来月来ますと言って、NARUを後にした。  
 
 

2007/1/25

Bフレッツスクエアよりルパン三世 2nd.シリーズ第33、34、35、36、37、38、39、40話を録画。  日本テレビで放映された2nd.シリーズの放映は40話で終了しており、残り155話までの放映再開をGAYOと同じく 強く期待している。 代わってTV-specialシリーズより数本が放映される事になっているようだ。  
sm      63.ルパン三世TV-233  オリオンの王冠は誰のもの

 ルパン三世 

2nd. シリーズ

テーマ曲

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1.音楽のみテーマ
.  (1-26)

-10

2.歌詞入りテーマ
  (27-51)

-11

sm      64.ルパン三世TV-234  吸血気になったルパン
sm      65.ルパン三世TV-235  ゴリラギャングを追っかけろ
sm      66.ルパン三世TV-236  月影城の秘密をあばけ
sm      67.ルパン三世TV-237  ジンギスカンの埋蔵金
sm      68.ルパン三世TV-238  ICPOの甘い罠
sm      69.ルパン三世TV-239  香港の夜空にダイヤは消えた
sm      70.ルパン三世TV-240  ミサイルジャック作戦
 
 
2007/2/14 Bフレッツスクエアよりルパン三世TV-specialシリーズを4本録画する。 「ルパン暗殺指令」の不二子チャンは整形した顔に見えて、ガッカリしたが、その後は元に戻って魅力的な顔立ちになっており、ホットした。 「トワイライト☆ジェミニの秘密」はホロリとさせるストーリー性がよい上に、砂漠を背景としたルパンとゲリラの娘とのラクダの旅がほのぼのと描写されて素晴らしく、またルパンが本業をそっちのけにしても弱いものを味方するという正義感がよく表現されていて、TVSP−01〜08の中で一番だと思った。 不二子チャンのナイスボディも一見の価値があります。  

sm

      71.ルパン三世TVSP1993-05 ルパン暗殺指令

sm

      72.ルパン三世TVSP1994-06 燃えよ斬鉄剣

sm

      73.ルパン三世TVSP1995-07 ハリマオの財宝を追え!!

sm

      74.ルパン三世TVSP1996-08 トワイライト☆ジェミニの秘密  
 
 
2007/2/15 ライブ鑑賞(09)御茶ノ水NARU。  午前中は病院通いで終ったのは午後1時過ぎ。 CTによる検査を初めて受けたが特に異常なしとのことで、事なきを得た。 安心できたので、NARUに出かけ、到着は19時10分前。 今日は春一番が吹いたと言うのに、寒波襲来でことのほか寒い。 寒さのせいか客はまばらで十数人2割程度。 これでライブが始まれば、お店にチョット気の毒な感じだが、当方にとっては、静かな中でライブが堪能できて良いことに ・・・・。 金沢のフアンも強風で北陸本線が運休のため、上越経由でなく、米原経由で来たとかでご苦労さん。 定番のメニューで腹ごしらえしていると、先ず村田さん、次に大野さんが到着。 村田さんはいつもより早めで、ドラムをセットしてしきりに「試し打ち」をしている。 帰りに分かったが、新しい小型シンバル(当方初めて見る形)を買ったとのことで今日が「打ち初め」だったとのこと。 休憩したころを見計らって大野さんにサインをもらう。 11枚のジャズシリーズも未購入は2枚となったので、大野さんに次のCDのリリース予定を聞いたが、今のところないと言う。 この次はライブ録音のものを是非リリースしてほしいとお願いした。 当方ライブ録音の方が簡単にできると思っていたが、音にこだわる先生らしく「ライブも出したいのだが、適当なライブ録音する場所がなく、音をとるか雰囲気をとるかどちらかになる」と言われた。 過去のジャズレコードには沢山のライブ録音(音の悪いものもある)もあり、音は若干犠牲になっても拍手や雑音が混じっても、臨場感あふれるライブCDを出してほしいものだと思っている。 話しているところへ村田さんも来て、ライブCDの良さを援護してくれ、3人によるライブ談義となった。 先生を少しでもその気にさせることが出来たとしたら嬉しく思う。 俵山さんが到着したところで、すぐにトリオがステージに上がり、チューニングが始まる。

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NARUライブ風景

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  1stステージは2曲目に1月と同じ「Softry as in a Morning Sunrise」、最終4曲目が「My Funny Valentine」と昨日のバレンタインデイを祝ってか、客数の少ない静寂の中で素晴らしいバラードを披露してくれた。 2ndステージ最後はルパンサウンドの「Love Squall」、ボサノバにアレンジされた軽快な曲で、ライブで度々耳にするが曲目不明であったが、手持ちCD9枚を試聴してヤット曲名を突きとめた。 3rdステージはジャズのスタンダード(曲名が思い出せず)に始まり、「ルパン三世のテーマ」で終了。 テーマを聴かなきゃ帰れない。 最後に大野節の唸りも聞こえてきて、少ない聴衆(2ndステージから徐々に増え、8割程度入りか)の中で盛り上がった。 村田さんの新シンバル(薄く、よれよれした帽子の感じで、音はシャリとした感じで低い)は初日のためかあまり出番がなかったようで、次回リズムセクションにどんな新風を吹き込んでくれるか楽しみとするところだ。  11時15分終了、我家到着は午前零時半となった。

新シンバル

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(情報)2/07に Yuji Ohno & Lupintic Five による NHK-FM "SESSION2007" が無事収録された。 放送は4/01夜、20:00から50分間行われるとのこと。 ルパンジャズフアンはお聞き逃しのないように。(大野さんより直接仕入れた話)  
 
 
2007/3/09 ジャズシリーズ11枚の内、未購入の下記2枚を購入。 たまたま買った最後のCDIJのジャケットは不二子チャンとなっているが、どちらもチャーミングで甲乙つけ難い、演奏の感想は後日 ・・・・。 次に購入するCDがないのは寂しい。 大野先生に新レーベルの発売をお願いしなきゃ。

CDJ

CD ILUPIN THE THIRD JAZZ  Anather JAZZ   第5弾  
CD JLUPIN THE THIRD JAZZ    Christmas     第7弾  
 
 
2007/3/14 (情報)Bフレッツスクエアより放映されていた無料のルパン三世シリーズが終了。ルパンジャズフアンとして継続を期待していたが残念である。 TVスペシャル:8本(1989-1996)、1stシリーズ:4(1-4)、2ndシリーズ:40本(1-40)の計52本が放映されたが全部を収録した。 

  有料のルパン三世シリーズは本家の「ルパン三世THEATER」、「gooアニメ」、「@nifty」、「So−net」、「Show Time]等で鑑賞できる。 今後は有料サイトでのコレクションを行うつもりだ。  
 
 
2007/3/15 ライブ鑑賞(10)御茶ノ水NARU。 三月の中旬と言うのに、真冬に戻ったような夕方、NARUに向かい7時過ぎに到着。 例のメニューで腹ごしらえしていると、大野さんが最初に到着。 ライブ開演前にいつものようにCDIにサインをもらう。 サインをもらうジャズシリーズのCDが残り1枚(CDJ Christmas)となったと話したところ今年の夏にサントラ版がリリースされるとの話があった。 これは朗報だ。 今から発売を心待ちにしていたい。 珍しく今日は定刻近くにライブが始まった。 相変わらず曲目を覚えられないので、大野先生に相談した・・・・先生のコメントを後日補足する。

CDI

  1stステージは最初から大野節の唸りが聞こえるホットな演奏に始まり、寒さを吹き飛ばしてくれた。 ホットな演奏のせいか1時間近くの休憩となった。 2ndステージはスローやミドルテンポの曲に始まったが、後半に定番の「Softry as in a Morning Sunrise」が演奏された。 これは今までに何度も聴いたが初めて聴いたイントロの俵山さんのベースソロは素晴らしかった。 続いてテーマのベースソロに入っていったが、終始緊張したトリオのプレイは今まででの「朝日のように爽やかに」で一番の出来ではなかったかと思った。 30分程度の休憩の後3rdステージが始まった。 3曲目のボサノバの「ラブスコール」は何度聴いても軽快で美しいメロディだ。 フィナーレは「ラブテーマ Stolen Moments」と「ルパン三世のテーマ」がメドレーで演奏された。 アニメは威勢の良い「ルパン三世のテーマ」で始まり、切ない「ラブテーマ」で終わるが、逆に聴いたことになるが、この逆の構成は「ルパン三世のテーマ」のノリの良さを更に引出すことになり、聴き応えのあるフィナーレとなったと思う。 今日は終始ゆったりした満席と客入りも良く、終演は遅くなって11時30分、午前1時前の帰宅となった。  ← とりあえずの感想で後日手を入れたい。

熱演トリオ

新シンバルで
ご機嫌の村田さん
 
 
2007/4/11 有料サイトのgooアニメよりルパン三世2ndシリーズ 41−46の6本収録する。 第44話「消えた特別装甲車」では永遠のライバル関係にあるルパンとゼニガタとの間に生死をかけた友情が・・・・あるんだね。  
sm      75.ルパン三世TV-241  かぐや姫の宝を探せ  
sm      76.ルパン三世TV-242  花嫁になったルパン  
sm      77.ルパン三世TV-243  北京原人の骨はどこに  
sm      78.ルパン三世TV-244  消えた特別装甲車  
sm      79.ルパン三世TV-245  殺しはワインの匂い  
sm      80.ルパン三世TV-246  ルパンをお高く売ります  
 
 
2007/4/12 ライブ鑑賞(11)御茶ノ水NARU。 今日は11回目のライブであったが「すざましかった」の一言に尽きる。 大野さんのHPで4月よりトリオの「ドラムが変わります」との書き込みがあったが、誰とも書かれてなく、前回の3月15日からなぜ急に交代するようになったか、また誰なのかとの疑問の解消と、トリオのライブはどうなるのだろうかとの期待でNARUに出かけた。 7時少し前に到着、例のもので腹ごしらえしていると、7時10分頃大野さんが到着、4〜5分遅れて江藤良人さんが到着した。 江藤良人さんはルパニックファイブのドラマーであり、なるほどと思った。 大野・江藤さんの打ち合わせは開演直前まで続いた。 11枚目のサインを早くもらわないといけない思い、江藤さんが席を空けた瞬間を狙って、大野さんに接近、サインをもらいながら「急な交代でびっくりしました」から始まり、それとなく交代の理由を聞いてみたが、御本人の口からは何も聞けなかった。 ライブ終演後、席の近くで水を飲みながら一息入れている大野さんに話しかけたら、最初に出た一言でその理由(後述する)が分かった。 「新ドラマーを入れた演奏を楽しみに最後まで聞かせてもらいます」と伝えて席に戻る。 今日の席はステージのかぶりつき、ピアノの真うしろで大野さんの顔がグランドピアノの蓋の間から2m先の正面に見える。 7時40分ごろ俵山さんが到着、すぐにチューニングが始まりライブがスタートした。

サイン

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江藤さんサイン:右

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かぶりつき

  1stステージの一曲目はいつもの曲(曲名は分からず)をいつもの調子で演奏している感じであった。 2曲目名定番の「朝日のように爽やかに」から調子が上がってきた。 ベースのボリュームも大き目、ドラムのトップ・ミドルシンバルも大きく、バスドラムの響きも今までになく強よ目に聞こえる。 席がかぶりつきのため直接音と床振動が合成されて体にドンドン響く。 大野さんの目配り、合図も今までになく回数が多く、動きも激しい。 ピアノはノリにノッタしつこいような短いフレーズを繰り返す、また抑制されたタッチから次の音を待たせてじらす・・・・、ドラムも叩き出したら止まらない、ベースも気合が入る。 イヤー初めから相当熱の入った演奏になりました。 2ndステージは初めからハイな演奏で始まり、定番の「フライミーツーザムーン」で終了。 ドラマーはスキンヘッド、2nd終了した時は、頭から湯気が立ち昇っているいる感じで、イヤハヤ。 休憩時江藤さんに初サインをもらう。 3rdステージも2ndと同様、ハイな演奏で始まり、2曲目に「サマータイム」を演奏。 初めて耳にした曲で、ミドルテンポでアレンジも心地よく、NARUで初夏を感じさせてくれた。 エンディング前は「センチメンタルジャーニー」、これも初めて聞いた曲で、グルービイなブルースをたっぷり聴かせてくれた。 エンディングのルパンテーマは圧巻、割れんばかりのドラム音、弦が千切れそうなベース音、ピアノも壊れんばかりに立ち上がって鍵盤を叩く。 ピアノの椅子は不要でしたね。 観客は終始騒然、イヤハヤ「すざましかった」です。 ジャズ用語で言うと「アグレッシブな演奏」と言うことになるのでしょう。 今後のライブがまた楽しみになった。

新トリオ

スキンヘッド

江藤良人さん

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  終わって一息入れている大野さんに「イヤー今日はすざましかったですね」と話しかけたところ、「スバラシイだろう」との一言が返ってきた。 これはドラマーに対しての一言で、ドラマーが交代した理由が分かった。 ドラマーは20歳以上若返り、33歳とのこと。 大野さんは自分のピアノプレイに熱中しても頭を冷静にして、パワーがありすぎるドラマーのコントロールに苦労することになるんではないかと思った。 アシスタントの女性に「若いドラマーが入ってもいいけれど大野さんがぶっ倒れたら困るよ」と話したところ、「ピアノの上で死ぬのが本望といっているよ」と言葉が帰ってきた。 帰り際、雑談していた俵山・江藤さんやフアンの中に「すざましかったが、御大がぶっ倒れないかとハラハラしていたよ」と言ったら、「大丈夫、大丈夫、倒れませんから」と中から声が返ってきたので一安心でした。 当方も久し振りハイな気分で帰途に着き、帰着は零時半。
 
 
2007/5/06 次のライブで大野さんにサインをもらうジャズシリーズのCDが無くなったので、何を買うべきか迷った末 「名曲、独演、初の語りおろし!(ソロピアノDVD付き全10曲23分)」「読んで、見て聞いて、楽しめる。大野雄二による大野作品とジャズの秘密全公開!」と帯の付いた下記購入。  

書籍&DVD

「ルパン三世 ジャズノート&DVD」 大野雄二  2004/7発売

 

  表紙からビックリ。 ルパンが中高年になったかと思われるような顔がルパンの隣に並んでいる。 よく見ると大野さんの顔だ。 それにしても似ていると思いませんか。 入れ込むと似るんだね・・・。本の中身は当然大野さんの音楽人生そのものが述べられていているわけだが、当時マイナーなジャンルのジャズ音楽を高校から独学で学んで、古いしきたりの残る映画・TVやCM音楽界に新風を吹き込んで不動の地位を切り開き、その集大成となるルパンジャズルパンジャズという言葉を当方のHPで頻繁に使っているがこれは自作語です。 大野さんは本の記述の最後に「自分の音楽を”ルパン系”と呼ばせたい」と述べてあるので大野さんのジャズを”系”を省いてルパンジャズとHPに書いた自作語に間違いがなかったことが証明されて嬉しい。)を確立、66才になった今尚、自分を育ててくれたジャズを広めようと演奏活動に情熱を燃やしている姿が、ユーモアを交えた軽妙なタッチで描かれていて、一気に読んでしまった。 サラリーマン人生を歩んだ当方にとって、未知の音楽(クラシック以外の)業界の内情も書かれており、面白く読ませてもらった。 付録のDVDは儲けもの。 ライブの薄暗闇でなく、鮮明な大野さんの顔の表情やマジメな演奏スタイルも拝見できる。 また演奏もジャズライブと全く違って、ソロピアノが静かに心地良く響き、遅い朝食を取りながら聴いたがBGM向きだ。

ルパン三世ジャズノート&DVD表紙

儲けものDVD

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  この本を読む前は「楽しいジャズライブを聞かせてくれる一つ上の先輩ががいる」程度しか考えていなかったが、読んだ後は一介のフアンではチョット近寄りがたいような気がしてきたけれど、今後も勇気を出して雑談することにしたいと思っている。  
 
 
2007/5/17 ライブ鑑賞(12)御茶ノ水NARU。 新トリオになって2回目の鑑賞。 金沢の大野フアンも熱心でこのところズッート顔を合わせている。 午後7時ごろ到着、腹ごしらえしていると大野さんが到着し、いつものステージの右隅に客席に向かって着席。 頃合いを見計らって「ルパン三世 ジャズノート&DVD」にサインをもらう。 本とDVDの2箇所に。 殺風景なDVDタイトルが見違えるようになった。 サインをもらいながら大野さんに話しかけたが、「近寄りがたいことなんてないよ」と言われて安心した。 新ドラマーの江藤さんは大野さんより来るのが早く、セットのチューニングに余念がない。 最後に俵山さんが到着して、7時40分過ぎに演奏が始まった。 

DVD

1stステージではトリオのテーマではじまり、定番の「朝日のように爽やかに」の後、デュークエリントン楽団のテーマ「A列車で行こう」を初めて聴く。 最初から軽快なテンポで盛り上がる。 2nd&3rdステージでは「センチメンタルジャーニー」「犬神家の一族」「ラブスコール」「ルパン三世愛のテーマ」、最後の「ルパン三世のテーマ」が演奏されたが、スタンダード曲以外は「ルパン三世 ジャズノート&DVD」にある曲ばかりで、演奏開始前に話した「ルパン三世 ジャズノート&DVD」係ることとは関係ないと思うが、聴いて嬉しくなった。 2nd&3rdステージも息をつく暇もないような、パワフルな演奏であった。 終了は午後11時半。 帰着は午前1時前。
  レジカウンターにはルパンジャズ関係のCDが展示販売されており、江藤さんがリーダーのアルバム2枚が展示されていた。 清算していたところ、カウンター近くにドラマーの江藤さんが汗だくでお冷を飲んでおり、聞くと3rdステージは上着を脱ぐ暇もなかったとのこと。 3rdステージの曲を見ると大野さんの十八番ばかりで曲間の休みもなく、汗だくの理由も頷けた。 江藤さんについてはルパンティックのドラマー程度しか知らないので何か分かると思い、江藤さんにどちらのCDが良いか聞いて「聴きやすい」と言った1枚を購入した。 34歳のドラマーは若いころは「ロック小僧」と呼ばれる時期があったとのこと。 その後エルビンジョーンズの影響を受けてジャズドラマーに転向、買ったCDのタイトルは「ray」、「エルビンジョーンズへのトリビュートの気持ちを込めて作った」と書かれてあった。 (都合で書き込みが遅れたため、興奮が冷め平凡な記述・・・)

ray

rayはエルビンジョー
ンズのミドルネーム
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2007/6/08 有料サイトのgooアニメよりルパン三世2ndシリーズ 47−54の8本収録する。 第52話「エマニエルは天使のささやきよりテーマ・エンディング曲が替わり、エンディングのサンドラホーンのラブスコールは甘くて切ない・・・・。  
sm      81.ルパン三世TV-247  女王陛下のズッコケ警部

 ルパン三世 

2nd. シリーズ

テーマ曲

.
3.音楽のみテーマ
   (52-103)

-12

Ending : Love Squall

(サンドラホーン)

sm      82.ルパン三世TV-248  非常ベルにルパンは笑う
sm      83.ルパン三世TV-249  可愛い女には毒がある
sm      84.ルパン三世TV-250  私が愛したルパン(前編)
sm      85.ルパン三世TV-251  私が愛したルパン(後編)
sm      86.ルパン三世TV-252  エマニエルは天使のささやき
sm      87.ルパン三世TV-253  狂気のファントマ・マークIII
sm      88.ルパン三世TV-254  半七刑事十年目の約束
 
 
2007/6/21 ライブ:御茶ノ水NARU。 (都合で残念ながら鑑賞できず)  
 
 
2007/7/09 (情報)金曜特別ロードショー 「ルパン三世〜霧のエリューシヴ〜」 7月27日(金)オンエアー、 今年のエンディングテーマは「ルパン三世 愛のテーマ」 Featuring:今井美樹とのことです。 お互いお見逃しなきように。    日本テレビ 21:00 より。  
 
 
2007/7/12 次回のライブに間に合うように「小さな旅」のジャズ版と紹介されていた下記CD購入。 イージーリスニングジャズと言おうか、夕食後にウイスキーの水割り片手に聴くのがよろしいようだ。 大野さんより「夏にCDが発売される」と予告があったので、ジャズシリーズに関係あるものかと期待していたが残念、「LUPIN LUPIN LUPIN」とタイトルのついたルパン三世のテーマ曲22曲集めたサントラ版であったのでこのCD購入は断念。 

CD

KNHK「小さな旅」スペシャル TOKYO CITY LIGHT  
 
 
2007/7/19 ライブ鑑賞(13)御茶ノ水NARU。 今日は2ヶ月ぶりにルパンジャズを聴いたが、喧騒の中にも安らぎと満足感を覚えた。 また常連とも会えて会話が楽しめた。 現在40年前のジャズLPレコードをCD化(ジャケットを縮小して、9枚完了)しており、秋葉原で安いブランクCDとスリムケースを購入して、NARUに19時少し前に到着。 ライブの始まる前に大野さんにサインをもらうため、いつものピザと黒ビールで腹ごしらえして待っていたが、大野・江藤さんの打ち合わせが続き、サインをもらえず、ライブがスタートする。 「小さな旅」へのサインは3rdステージに入る前の休憩時にもらう。  今日のNARUは珍しく常連と思われる中年のカップルが多く、ノッた演奏時には掛け声も出て会場が盛り上がった。
                         

小さな旅サイン

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  1stステージは5曲。テーマ曲の後、軽快な「セプテンバーソング」で始まる。 3曲目は低音の鍵盤のみを叩いたイントロで始まったので新曲かと思ったがメロディ部分になると聞き覚えのある曲であった。 最近はイントロを変えた演奏が多々あり、興味を引かれるところだ。 4曲目は定番の「フライミーツーザムーン」で終わる。 前半はミディアムテンポな曲の構成で、心地よくライブがスタートした。 2ndステージは5曲の構成で、2、3曲目は「ムーンリバー」「ラブスコール」。 「ムーンリバー」は初めて聴いたような気がする。 映画「ティファニーで朝食を」の主題歌であり 「ローマの休日」や若い頃のオードリーヘプバーンに思いを馳せながら聴いた。 「ラブスコール」のボサノバもドラマーか交代してからスタンゲッツ風から、ルパン風?に変わったと言えるでしょう。 3rdステージも5曲、1曲目はモーダルなミドルテンポ、残り3曲は「朝日のように爽やかに」「ルパン三世愛のテーマ」「ルパン三世テーマ」で、ノリにノッたルパンジャズを聴かせてもらえた。 最後のステージのアドリブは緊張の連続で、大野さんのスタンディングプレーも随所で見られ、唸り声も聞えた。 ドラム・ベースのソロも一段と気合が入る。 また最高のルパンジャズを聴いてしまったようだ。

2007/07 LiveGraphy

11:Exactly like you
12:September song
13:
14:Fly me to the moon
25:Sam sack
21:
22:
23:Moon river
24:Love sqall
25:Sam sack
31:
32:
33:Softly as in a mornig
    sunrise
34:Lupin III  Love Theme
35::Lupin III Theme
36:Sam sack
  今日の雑談は先ず江藤さん。 「LPレコードのCD化中に江藤さんの尊敬するエルビンジョーンズがメンバーでいたジョンコルトレーンカルテットを4〜5枚聴いた。 改めてコルトレーン・ジャズの偉大さを感じたが、「至上の愛」は何ともこたえられないね」と話したところ、「LP全盛時代のジャズはアナログの音とともに最高だ」との答えが返ってきた。  今日はNARU。 昨日と一昨日は名古屋ブルーノートでのライブであったとのことであったので、「御大は疲れが残っていて大丈夫ですか」と聞いたところ、「余韻が残っていて大丈夫大丈夫」との返事であった。 前述したが返事どうりの盛り上がったライブになったと思う。  大野さんには若い女性フアンも多いようで、客席で話し込んでおり今日は捕まえ難かった。 帰り際に 大野さんの髪がふさふさした写真の載ったジャケット「大野雄二 ベストコロンビアエディション」が発売になったようですが、油が乗ったときのCDですか」と聞いたところ「油の乗っているのは今だよ」と返事が帰ってきた。 なるほど。 「是非油の乗った時のライブのCDを出してほしい」とお願いして帰途についた。   帰着は午前1時前。

ライブ風景

(フラッシュあり)

(フラッシュなし)
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2007/07/27 日本テレビ  金曜特別ロードショー 「ルパン三世〜霧のエリューシヴ〜」 が21時より2時間放映され、録画する。  パソコンでのアナログ録画(640*480)のため画質はsm録画よりましだ。 ストリーの概要については「ルパン三世THEATER」内の   
       http://lupin-3rd.net/theater/TVSP2007.html   
  に予告編である特別ページが公開されている。  不二子チャンの先祖のお不三チャンはウイウイしくてカワユイ。 エンディングの今井美樹チャンの「愛のテーマ」も透明感のある甘い声でなかなかイイ。  

TV

      89.ルパン三世  TVSP2007-19 霧のエリューシヴ  
 
 
2007/08/04 最近は毎月のように新譜がリリースされているが、サントラ版やコンピレーションが多く、純粋のジャズ系新譜はない。 何かないかと探していたところ HMVのHPに辿り着き、Bmgジャパンが2006/10/25に発売した「マイ・リトル・エンジェル」を発見。 HMVのHPで試聴したところ、よくライブで耳にする曲が数曲収められている。 早速、HMVのネットショップでなく、送料がタダのアマゾンより購入した。 次回の大野さんにもらうサインはこのCDにする。

CD

Lマイ・リトル・エンジェル   大野雄二トリオ     1971録音

 

  驚いた、録音は36年前の1971年、大野さんが30歳の時の演奏だ。 今聞いている66歳のライブの延長で聴いても、チットモ違和感はない。 ホットでハードドライビングしながらも、メロディアスなところは少しも変わらない。 ハードバップ全盛時代のリアルジャズを吸収、自己のスタイルを確立した頃と思えた。 「ルパンジャズノート」には1971年に大野雄二名義で初アルバム「Mr.HAPPY−GON」を発売とあるが、タイトルは変わっているがこのCDが初アルバムなのか大野さんに確認したい。←( 「Mr.HAPPY−GON」がリネイムされ、1976年「マイ・リトル・エンジェル」として再発売されたと「ルパン三世ジャズノート&DVD」に記述あり。) ルパンジャズ・シリーズの2枚のスタンダードより、若さあふれる演奏は聴き応えあると思う。 最近の発売のCDはルパン・コマーシャル的となっているので、今後は1963年のプロデビューから映画・TV・CMに多忙になる1974年までの約10年間のジャズシーンに登場するアルバムを探すことにしたい。
日本の
ジャズ・ジャイアンツ
大野雄二トリオ
マイ・リトル・エンジェル

(ジャケット表とサイン)

Click Image

 
 
2007/8/16 ライブ鑑賞(14)御茶ノ水NARU。 今回はお盆の法要のため郷里北九州に帰ったため、ヤットの思いでライブに参加できた。 お盆の交通機関の混雑から、都合の良い切符が入手できず、朝5時半起きで帰京し、一旦自宅に戻って、NARUには19時前到着。 開演前にいつものように腹ごしらえしていると、大野さんが到着、いつもの角席に座る。 まだ誰にも取り囲まれていなかったので、早速「マイ・リトル・エンジェル」にサインをもらいに行く。 サインをもらいながら会話した。 「若い頃の素晴らしいCDが手に入りました」「ありがとうございます。」、「今の演奏スタイルはその頃確立したように思えますが」「そうです」、「このCDをライブの後に聴かせてもらったとしてもチットモ違和感ないと言ったら失礼でしょうか、素晴らしい演奏と思います」「ありがとうございます」、「この当時のトリオのCDは沢山あるのでしょうか」「(ルパンやCMを手がける前で)最後のものです」、「当時のジャズグループにメンバーとして参加した録音しかないのでしょうか」「そうです」 等が話のポイントでした。

2007/08 LiveGraphy

11:Exactly like you
12:
13:
14:
15:Sam sack
21:
22:
23:
24:Love sqall
25:Sam sack
31:
32:
33:
34:Lupin III   Theme
35:Sam sack
  ライブはほぼ定刻の7時半過ぎにスタートする。 1stステージがいつものテーマ曲に始まり4曲、2ndステージも5曲、3rdステージも「ルパンのテーマ」入れて5曲であったが、曲名の分かったのは2ndステージ4曲目の「ラブスコール」だけ。 曲名が分からないのが多いとなんとなくフラストレーション気味となるのは仕方ないことか。 全体にミディアムテンポのノッタ曲が多く、帰京の疲れと眠気が支配しつつある当方に、心地よく響いてきた。 連日の熱帯夜が続く東京で、今日のNARUは冷房が調子悪い上、お客も大入りだ。 聴衆も汗だく、演奏者も汗だく。 大野さんも暑さにマイッタようで、群がる女性フアンに「近寄らないでくれ」との冗談も口から出たようだ。 今日も23時半にNARUを出て、帰着は午前1時前。

30才の大野さん 

(ジャケット裏)

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2007/8/26 次回ライブのためのCDを探し始めたが、最新版となる7/27にTVスペシャルとして放映された「霧のエリューシブ」のサントラアルバム「ELUSIVE MEMORY AT THE KIRITAPPU」を購入した。 どうもこのアルバムが、大野さんが前に言った「夏にCDが発売される」のCD(前2007/7/12に記述済み)ではないかと思ったので、若い頃のCD探しの前に購入することにした。 サインをもらう時にそのCDかどうか確認することにしたい。 

CD

MELUSIVE MEMORY AT THE KIRITAPPU        Yuji Ohno & Rupintic Five with Friends

 

 
 
2007/9/02 まだ聞き込んでいないので、感想は後日としたい。 → 感想を書くのは難しいね・・・。 大野さんの音楽の原点であるジャズを広めようと、ルパンアニメの音楽を題材にして若い世代にジャジーで軽快なサウンドを聴かせようとしていることはCDを聴くとよく伝わってくるが、ジャズシリーズのCDに比べてなんとなく物足りなく感じるのは当方だけであろうか。 「ルパンアニメのサントラなのだ」と割り切ってしまえば、珍しい口笛やハーモニカとの競演も聴け、また前にも書いたが当方がジャズ入門時に良く聴いた多管編成のアートブレーキーとジャズメッセンジャーズのお祭りのような音作りとなっていて、アニメを思い出しながら気楽に聴くことが出来る。 このジャズメッセンジャーズからマイルスやコルトレーンが巣立ち、大野さんが強く影響を受けた(ハードバップ)ジャズの黄金期が到来している。 ジャズ入門的CDのリリースが続けばやがては飽きられるので、現在トリオのライブで聞かせてもらっているようなシアリアスなジャズへ徐々に大野フアンを導くようなCDを一刻も早くリリースしてほしいものだと思っている。 

NARU入り口

右隣はドラッグストア

  ゲストの今井美樹チャンの「愛のテーマ」を聞いていると、ルパン2ndシリーズの52話からエンディングで「ラブスコール」を歌っているサンドラホーンに非常に似ていると思いますが、皆さんいかがお聴きになりました。 美樹チャンはジャズセンスも抜群とかと書かれていましたので、美樹チャンのボーカルでジャズのスタンダードナンバーを聴いて見たいものですね。

霧のエリューシヴ

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2007/9/13 ライブ鑑賞(15)御茶ノ水NARU。 今日は2週目で1週早いライブであった。 先週8日に品川ステラボールで「ルパン三世のテーマ」30周年コンサート”PUPIN! PUPIN! PUPIN!”が公演された直後のライブであったようで、NARUに到着すると聴きに行った常連フアンから同コンサートに対して「素晴らしかった」と絶賛の声が聞えてきた。 大野さんのHPにはこのコンサートの感想をご自身で書かれている(詳細は大野雄二さんのHP)が、会心のコンサートとなった様で、HPを読んでいたら「大成功おめでとうございます」と大野さんに話したところだ。(当方は今まで書いているようにトリオのライブを中心に聴き込んでいくつもりのため行っていない) その余韻が醒めやらずか、今日は初めから凄い気迫が感じられた。 スタンディングプレーやエルボープレイが随所に見られ、いつもより目配り・掛け声・手指示も多発で、迫力あるライブが堪能できた。 いつもはライブ開始前にもらうがコンサートの話題で盛り上がっていたためタイミングを逸して、「霧のエリューシヴ」へのサインは1stステージ終了後の休憩時間にもらった。 サイン待ちの人が多くてあまり雑談する時間もなかったが、「霧のエリューシヴ」が大野さんが春頃言っていた夏に発売となるCDであったことを確認し、また「ヤフオクで手に入れたがまだ試聴していないLPレコードアローン・アローン&アローン」(マイリトルエンジェルより前に録音された日野皓正リーダーアルバムにピアニストとして参加)を聴くのを楽しみにしている」と話して席に戻る。  [ray」へ江藤さんのサインももらう。

2007/09 LiveGraphy

11:Exactly like you

11:

12:

13:

14:Love sqall

15:Sam sack

21:

22:The Inugami family
     Love Theme
23:Sunny side of the 
     street
24:
25:Ssm sack
31:
32:
33:Lupin the 3rd  Love 
     Theme
34:Lupin the 3rd Theme
35:Sam sack
  1stステージはいつのものイクザクトリーライクユー(大野さんに聞き初めて曲名が分かる)に始まり5曲、4強目はラブスコール。 2ndステージも5曲、2曲目が犬神家の人々、3曲目が初めて聴いたが古いミュージカル曲オンザサニーサイドオブザストリート、これは本日のハイライトか。 3rdステージも5曲、3、4曲目をルパン愛のテーマとルパンのテーマが演奏された。 各ステージの終わりのエンディングの曲名も分からなかったがサムジョーンズ(b)の曲(曲名は聞き取れず)と大野さんより聞く。 全体の印象は前述どうりで、ノリに乗ったルパンのテーマで終了。 これを聴かずには帰れない。 帰着はいつもの午前1時前。

ray

ドラムセットのイラスト

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2007/9/16 本体「Ryu&Youホームページ」のビッグローブ100MBのスペースが98MBとなったので 「RUPIN THE THIRD JAZZ を楽しもう」のページを移転。 移転先は TOK2.COM の無料HP(容量無制限、広告あり)とした。 今後はファイル容量を気にせずにHPへ追加出来るので安心だ。 広告が若干目障りとなるが ご容赦願いたい。

LP→CD化

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2007/9/18 待望のLPレコードアローン・アローン&アローン」が到着。 中古LPをオークションで入手したが、ジャケットが帯付でない以外は経年変化による擦れやシミはあるが状態も良く満足。 早速レコードプレーヤー付システムコンポで聴きながら、パソコンに録音、加工してCDに落とす。 
  ジャケットもデジカメで写してパソコンで加工・縮小して印刷。 CD面にジャケット表紙の写真を印刷、スリムCDケースに入れて”ミニLPレコード風CD”(右写真)が完成した。  

LP

Nアローン・アローン&アローン   1967/11録音  
                  TERUMASA HINO QUARTET  
  40年前の録音とは驚いた。 「日本で最初の本格的ジャズLPとして製作された」と書かれているが、日野皓正25歳、大野雄二さん26歳でモダンジャズ(ハードバップ)最盛期の録音になる。 当時のリアルジャズの影響を素直に受けているようで、プロデビューして真近に吹き込んだ録音と想像されるが、トランペット、ピアノとも非常に素直な演奏であると感じた。 ライナーノーツには大野さんのことは一言も書かれていなが、くわえ煙草の若者がピアノに向かっている写真が1枚あり、マイリトルエンジェルの写真とは似ていないので大野さんと分からなかったが、良く見ると写真の右下に「YUJI OHNO」と書かれてあり、初めて26歳の大野さんであると分かりました。 マイルスの影響を強く受けた日野皓正のトランペットと大野さんのリズミカルなシングルトーン演奏が絶妙に絡み合って、日本にも当時こんな気鋭のジャズがあったのだなと改めてLPを聴き直した次第です。 カルテットのサイドマンとしての演奏に徹しているためか、このLPを聴いても今の大野さんの個性的な演奏を想像することは出来ない。 4年後の30才でのマイリトルエンジェルの演奏では大野節(ルパンジャズ)の一端が聴けるのだが。 もう少しこの当時に録音したLPを探してみることにしました。

 ALONE, ALONE AND ALONE

26才の大野さん

右下

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2007/9/20 有料サイトのgooアニメよりルパン三世2ndシリーズ 55−62の8本収録する。 第59話、大男の国に迷い込んだガリバーのようにルパンが大女不二子チャンに化けたマダムXのボインの中でもがく様子はまことに滑稽ですね。 第62話、9月初めの北海道・函館旅行で訪ねた修道女のいるトラピスチヌ修道院とイメージが重なってきてなんともいやはや・・・。  
sm      90.ルパン三世TV-255  花吹雪 謎の五人衆(前編)  
sm      91.ルパン三世TV-256  花吹雪 謎の五人衆(後編)  
sm      92.ルパン三世TV-257  コンピュターかルパンか  
sm      93.ルパン三世TV-258   国境は別れの顔  
sm      94.ルパン三世TV-259  マダムXの不思議な世界  
sm      95.ルパン三世TV-260  インドに自殺の花が咲く  
sm      96.ルパン三世TV-261  空飛ぶ斬鉄剣  
sm      97.ルパン三世TV-262  ルパンを呼ぶ悪魔の鐘の音  
 
 

2007/10/15

(情報)ルパンジャズシリーズ第11弾    11月21日発売   
 

- しっとりと、ロマンチックに、大人のためのルパンサウンズ -

 

 

LUPIN THE THIRD JAZZ   〜What's Going On〜                   
       Yuji Ohno  & Lupintic Five  
  (10/18に大野さんに発売確認)  待望のジャズCDとなるか?  
 
 
2007/10/18 ライブ鑑賞(16)御茶ノ水NARU。 今日は大野さんにサインをもらうためLPレコード「アローン・アローン&アローン」を一枚抱えて出発。 LPレコードを持ち歩くなんて何十年ぶりですか。 秋葉原をぶらぶらしてパソコン関連情報収集し、少し早めの19時15分前にNARUに到着。 「今日は26歳の大野さん(LPジャケットの写真)を連れてきた。」となじみのマスターに話して写真を見せると、全く別人に見える若い頃の写真をみてビックリしたようだ。 ライブの始まる前に腹ごしらえをしておこうといつものピザと黒ビールを食べ始めたところに大野さんが到着したので、中断してサインをもらいに行く。 「アローン・アローン&アローン」のジャケットを見て一言。 「このジャケット(豪華見開きになって多数の写真付き)は初めて見た。 初版は袋入りだった。 いいものを手に入れたよ。」と言われた。 いつもは小さなCDへのサイン、今回は大きいLPジャケットに思い切って書いてくださいと言ってサインをもらった。 雑談していると江藤さんが到着、大野さんへの挨拶にきた。 大野さんはとっさにジャケットを開いて、くわえ煙草の自分の写真を指し、「これが俺だよ」と江藤さんに見せたのは微笑ましかった。 11月21日発売予定のCDについても聞く。 話が弾んでライブの始まる前に腹ごしらえは出来ませんでした。 今日のNARUは珍しく”立ち見客”が出たほど大入りで、ライブ前から熱気が立ち込めているような状況であった。

 ALONE, ALONE AND ALONE

大野さんサイン

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  1stステージは定番の「Exactly Like You」で始まり5曲。 1,2曲から飛ばしており、3曲目がよく聴くバラードを挟んで4曲目が久し振りの「Moon River」、5曲目がボサノバの「Love Squall」。 2ndステージは4曲。 2曲目は「Autumn Leaves」これは年一回のこの時期しか聴けないようだ。 イントロは「Jazz Note & DVD」にある「きのこの山」のメロディによく似ていたので「枯葉」とは予想できなかった。 俵山さんのベースソロも良い、これを聴き終わったら冬入りだ。 これを書く前にソニーCDクラブから届いたばかりの「THE GREAT JAZZ TRIO AUTUMN LEAVES」ハンク・エルビンジョーンズ兄弟トリオの荒々しい(児山紀芳評)「枯葉」を聴いたが 大野トリオのしっとりした演奏は紅葉の美しい秋を感じるだろう。 3曲目がミディアムテンポ、4曲目が「Cute」でピアノとベースの絡みが軽快なハイテンポで、割れんばかりの拍手で終了。 3rdステージは4曲。 1曲目は17分以上の長い演奏で、ドラム・ベースのソロを堪能させてくれたミディアムテンポ、2曲目は短いバラード、3曲目は(曲名?)アップテンポでピアノもドラム・ベースの挑戦を受けて短いフレーズを繰り返し最高にノリまくって、割れんばかりの拍手でこれも終了。 ラスト4曲目はお決まりの「ルパン三世のテーマ」、これを聴かなきゃ帰れないが、続くエンディングはハイテンポの「SAM SACK」(各ステージの終わりに必ず演奏するミルトジャクソン(vib)の曲)で、2曲合わせて最高の盛り上りで終了した。(10/23:曲名判明の「Cute」、「SAM SACK」はライブ暦21年の先輩より)

2007/10 LiveGraphy

11:Exactly like you

12:

13:

14:
15:Love squall
16:Sam sack
21:
22:Autumn leaves
23:
24:Cute
25:Sam sack
31:
32:
33:
34:Lupin the 3rd - Theme
35:Sam sack
  いつもは正味2時間強のライブであるが、今日は2時間半にもわたるライブとなっていて、大野さんのパワーには感心させられる。  帰り際に「イヤー、今日は最初から飛ばして凄かったですね」と言ったら、「ありがとうございます」が返ってきた。 本当にお疲れさんです。 初めて大野さんと TWO SHOT の写真が撮れて満足。 今日の話題でもう一つ。 当方大野フアン暦わずか1年半、大野さんが草分けと言われるフュージョンに惹かれてライブ暦21年と言うフアンと出会った。 長さにもビックリしたが、当日の演奏曲名を全て英文でメモしており、曲名が分からなくフラストレーションの溜まっている当方にとっては全くの尊敬です。 ライブ暦21年の先輩に教えを乞うことにしたいので、本HPより宜しく。

TWO SHOT

スリムなメガネになった   大野さん(左)

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2007/10/23 (情報)ルパンジャズ関係CDをよく買う Amazon.co.jp の ”リストマニア” リストに登録し、17件のCD等についてのコメントを記入。 CD等を聴くことから入って、ルパンジャズに興味を持つ契機になれば幸いだ。 ”リストマニア” リストは下記短縮URLから開けます。  
 

http://www.amazon.co.jp/Let's_enjoy_LUPIN_JAZZ.

 
 
 
2007/10/26 ジャズシリーズではないが大野雄二さんが2005年ライブ活動を3ヶ月封印宣言して取り組んだ大作 ”Yuji Ohno, You & Explosion Band −Made In Y.O.-  ” (2枚組CD)を手に入れた。 新曲2曲を含む20曲を70年代後半から80年代にかけて気心知れたミュージシャン仲間を集めて結成したYou & Explosion Bandの昔のメンバーや大野作品に参加したボーカリストを100人近くも集めて「今の自分を聴いてもらいたい。」との意図のもとに新録音されたもので、その意気込みには感心しました。 大野さん自身がCD2枚に関する意気込みや思い入れを解説したムビーが本人のHPにありますが、ここでそのムービーを観れるようにしていますので、左記の 1.〜3.をクリック して本人の声で直接話を聞いてほしい。 本アルバムには小冊子が2冊(録音風景写真集と曲の詳細解説書)が付属している。
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大野さん解説

1.DISK1全曲解説

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2.DISK2全曲解説

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3.トミースナイダー −− コメント

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CD

OYuji Ohno, You & Explosion Band −Made In Y.O.-    
          by Yuji Ohno   (2枚組)    2005/2-4録音  
  2005年はジャズピアノプレーヤーに専念しだして約10年位になりますか、作曲から徐々に開放されて新たなスタイル、ルパンジャズを確立、その評価が高まった時期になると思われますが、その自信から過去作曲したサントラ・CM等を今(2005年)の自分の視点・ルパンジャズの視点から新たに集大成し、サントラ系の自己頂点を目指したCDになるのでしょう。 単なる過去のBEST版でなく、サントラ系大野フアンを新しいルパンジャズフアンに導くことを念頭においてレコーディングされているようで、新旧いずれのフアンにとっても貴重なコレクションになるのではないかと思う。  イヤー、100人ものミュージシャンを集めてレコーディングし、超豪華版CDをリリース出来るなんてルパン冥利に尽きますよね、大野さーん。

写真集の一部

表紙(上)・最初(中)・最後(下)(中間部5枚抜き)

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  ジャケット(CDカバー)にはジャケットには余り見かけない 白魚のような指ならぬ武骨な右手 の写真だけが載っている。 この手、ルパンジャズを奏でて楽しませてくれる大野さんの右手の写真だとすると 武骨 と言ったこと失礼極まりないことになりまして 謝らねばなりません。 次のライブで 誰の手 なのか確認することにしましょう。
 
 
2007/10/25 (情報他)我が町川口でジャズライブ鑑賞。 JR川口東口より歩いて5分、栄町に貸スタジオ CAVALLINO がある。 女房のコーラスの先生の旦那がやっているスタジオでジャズライブがあることを聞き、川口で聴くジャズとはどんなもの、また川口のジャズフアン人口はどんなものであろうかと出かける。 「水岡のぶゆきジャズライブ」との名打ったライブで、ピアノトリオにVo,Flが加わった水岡のぶゆき(pf)グループによるライブ(1回目)。 2ステージ、全15曲、feat:フルートが6曲、feat:ヴォーカルが4曲、出だしはトリオでA−train、ラストはグループ全員で銀座カンカン娘と東京ブギウギのメドレーで、大きな手拍子の中で終了。 驚いたことに「ルパンのテーマ」がトリオで演奏された。 本家本元、大野トリオの演奏を聴きなれている当方にとって興味深く聴くことが出来た。 演奏内容は別にして、ルパンジャズがポピュラーになっていることを初めて直に知ることが出来た。 久し振りのジャズフルートを聴いたが、水岡さんのオリジナル「悲しくて」、中島さんのオリジナル「翼がくれたもの」「迷路?」と「Autumn Leaves」の演奏は女性ならではの繊細でマイナー調の響きについ聴きほれてしまった。 と言うのも、当方若い頃フルートを習ったことがあり、あんな音が出るのなら、またやってみたいなと思いながら聴いていたに違いないからであろう。 ボーカルもCamaruさんのオリジナル「マーメイドの涙」や「アルフィー」「アメージングブレイス」などキュートな彼女の素直な声によるバラードがライブの喧騒の中で清涼感を添えた。 CAVALLINOでのライブ風景は右の写真からどうぞ。
水岡グループ
  pf:水岡のぶゆき
  B;富田伸一
  D:秋葉正樹
  Vo:Camaru
  Fl:中島心
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CAVALLINOライブ

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  水岡さん(1968生れ、39歳)のプロフィルを読んでビックリ。 幼少の頃からピアノを習い、大学の音楽サークルにいてジャズの世界にのめりこんだとある。 演奏活動しながら、作曲・TV音楽を手がけている。 キャリアは誰かに良く似ていると思っていたら、尊敬する先輩に 大野雄二さん がいるとのこと。 大野さんとは二周り以上若いが、聴いた感じはハードパップ系、オリジナルやクラシック・日本の歌も自由に取り入れた選曲は楽しく聴けそうだ。 ベース、ドラムも30才前後のようで、トリオ演奏はガンガン、皆若いだけに荒削りの感は否めないが、大野さんの次の次の・・・世代、この先を大いに期待していましょう。

2005収録集

1.ピアノトリオ 月光

-16

2.ライブ
  Hush-A-Bye
  五木の子守唄
  コサックの子守唄
  Danny Boy

-17

  川口で聞くジャズはどんなもの・・・・フルートあり、ボーカルあり、日本の歌ありで地区のお祭り気分で気楽に楽しめたようだ。 自転車で聴きに行けるライブとしてはよかったですね、来たらまた行きましょう。 川口のジャズフアン人口はどんなもの・・・・これには失望、当日の入場者は14〜5人、そのうち追っかけが半分くらいいたので、川口フアンは当方入れて6〜7人ですか。 入場者が少なくってCAVALLINOさんには気の毒でした。 

2006−07収録集

1.サンストリート亀戸
 ・ライブ(8本)
2.Akasaka B Flat
 第一部 第二部
  CAVALLINOさんの前はよく通るのだが入ったのは初めて。 80m2位のマンションの一階の一室と言うような広さの感じで、ステージが三分の一位を占めている。 貸スタジオがメインであるようなので、チョット、ジャズライブには天井も低くて狭すぎるって感じでした。 ガンガン鳴らすアマチュアロックバンドには向いているかも。 アンプのボリュームも少し絞り加減のほうがボーカル・バラードのあるジャズライブには良かったでしょう。 年末よりビルを建替え、来年12月に再オープンとのこと。 新装開店したCAVALLINOさんでじっくりとジャズライブを聴くのを今から楽しみにしておきたい。  
  水岡のぶゆきグループ紹介のため、水岡さんのHP で公開されているライブをここで観れるようにしておきましたので観て下さい。 詳細は 水岡さんのHP を覗いてください。(注)2006−07特集は保護されているため 水岡さんのHP/ライブ収録集 から直接開いてください。 中島さん、Camaruさんのフルート、ボーカルが聴けます。(asxファイルの開き方は右記参照)
asxファイルの開き方ウインドウ「ファイルを開けません」が出たら「一覧からプログラムを選択する」にチェックを入れ、OKをクリックすると出てくるウインドウで Window Media Player を選択すると視聴できる
 
 
2007/11/15 ライブ鑑賞(17)御茶ノ水NARU。 今日は誰の右手であるか確認をするためジャケットに右手の写真のある「−Made In Y.O.-  」を持って出かける。 演奏の始まる前には腹ごしらえを終わらせていたいので少し早めに到着した。 開演の20分位前に大野さんが到着。 小休憩するのを待って、サインをもらいに行く。 そこで雑談、「このジャケットの右手は大野先生の手ですか」、即座に大野さん「そうですよ」と答えてくれて、右手を開きながら見せてくれました。 これで疑問点解決。 また前に書いている水岡のぶゆきさんの事、話に出したが知らないとのことでした。 腹ごしらえも出来、聴く体制も完了と同時にライブがスタートする。

サイン

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  1stステージは6曲、定番の「Exactly Like You」に始まり、次が「Sentimental Journey」、スローで今までに無い気だるさを呼ぶようなブルージイな演奏に会場は静まりかえった。 その後はミディアムテンポが2曲続き、5曲目が軽快なボサノバの「Love Squall]、エンディングは「Sam Sack」。 どちらかと言うと1stステージは静かな立ち上がりと思ったが、盛んにドラムとベースに手振りのシグナルを送っていた。 トリオの爆走と思えるような2nd、3rdステージの前奏であったのだ。 休憩の後2ndステージが始まったが5曲。 ピアノがメインのミディアムテンポで始まったが、2曲目は思いがけずに「Autumn Leaves]、前回も演奏されたが今回は雰囲気がガラっと変わっていた。 木枯しならず嵐が絶えず吹くようなグルーブする演奏が続き、大野さんの低い唸り声も聞えてくる。 木の葉を皆、吹き飛ばすような The Great Jazz Trio 以上の「荒々しい枯葉」の演奏だったのではないでしょうか。 美しいスローテンポを挟んで4曲目に「Love for Sale」、これは最高にノリまくっていて、今日のハイライトでした。 ピアノとドラムの掛け合いもスゴイ。 5分も続いたと思われるような強烈なドラムソロ。 ベースとドラムソロになると椅子に座ったまま体を揺らしながら調子をとる姿は「余裕」ですか始めて見ました。 左手を振って煽っている。 ピアノアドリブになると唸り声は頻繁に、スタンディングプレーも随所に見られ、観客も興奮の極みになったか・・・。 エンディングの「Sam Sack」も快調に飛ばして終了。 3rdステージは5曲。 ミディアムテンポで始まったが、ピアノアドリブになると圧巻、ピアノが壊れないかと心配になったくらいだ。 スローバラードとハイテンポ挟んで4曲目は「ルパン愛のテーマ」と「ルパンテーマ」のメドレー、ラストは「Sam Sack」、この3曲は息もつけないような緊張の連続の中で、嬌声と大拍手と共に終了した。 ルパン聴かなきゃ帰れない、帰着は午前1時前。

2007/11 LiveGraphy

11:Exactiy like you

12:Sentimental journey

13:
14:
15:Love squall
16:Sam Sack
21:
22:Autumn leaves
23:
24:Love for sale
25:Sam Sack
31:
32:
33:
34:Medlay of Lupin the 3rd 
     LoveTheme & Theme
35:Sam sack
  終了後の雑談の中で、女の子が「あれだけピアノを叩いて、指は大丈夫?」と聞いていたが、大野さん指を出して見せていた。 「骨までは砕けないよ、年寄りをこき使うからな」との発言があったので、当方が「バップ(所属会社)ですか」と聞いたら、「いやサイドメンが煽り立ててくるからね」との話でした。 また「今日の枯葉は凄かったですね。 春の嵐以上でした」と話掛けると、すかさず大野さん「春の嵐じゃおかしい」、「ア、秋です。失礼しました」(当方慌てて春と言ってしまった)大野さん「アハハハハ」、また「先月の枯葉と全然違うんですね」と話すと大野さん「毎回違うんですよ」との言葉が返ってきました。 イヤー大野さんとの会話は楽しい。  
 
 
2007/11/20 11月21日発売、待望のルパンジャズシリーズ第11弾「What's Going On」を前日予約購入、22日入手。(試聴中)

 

CD

PLUPIN THE THIRD JAZZ    What's Going On  第11弾  
 
  このCDの感想を書くのは悩ましい。 第10弾、SEVEN DAYS RHAPSODY、霧のエルーシヴと同様にルパンティックが主体のビッグバンド的アルバムであり、アニメのサントラフアンには一段とジャジーになった演奏には満足するであろう。 しかしリアルジャズを求めて大野トリオのライブに通うフアンにはアンサンブルを重視したアレンジには何となく物足りなさを感じるであろう。 曲目中で4曲目のCuteはソロパートのアドリブになるとサイドメンが伸び伸びとノッタ演奏していて聴き応えがある。 コマーシャル上、ルパンティックを主体とするアルバムになるにしても、ジャズシリーズ第12弾はビッグバンド的アンサンブル中心からサイドメンの個性を生かすリアルジャズのアルバムにしてほしいと思う。 ルパンを入り口にして真のジャズフアンを広げるためには Y.O. & Lupintic Five から いつかはY.O. Sextet に名称変更したほうが良いのではないかとも思う。  大野ジャズの真髄を極めていくためにはコマーシャルリリースと平行して、Y.O. トリオでのアルバム(ライブも含め)リリースでリアルジャズをフアンに訴求して行くことも一つの方法ではないかと思う。(12/18記入)
 
 
2007/11/23 (情報他)イオン浦和美園SCのイベントで水岡のぶゆきグループによるライブ(2回目)があることを知り、出かける。 自宅から埼玉高速鉄度を利用して30分くらいで、開始20分前に到着。 ステージの準備は出来ており、水岡・中島さんが傍にいたのでチョット雑談をさせてもらった。 2ステージ(13時と15時に約30分演奏)のライブを子供から年配までの買い物客と一緒に、館内案内放送の流れるにぎやかな雰囲気の中で聴くことになった。 曲目も映画音楽や「枯葉」、「千の風になって」などポピュラーな曲が主体で、フルートの中島心さんをフューチャーした演奏であったためかステージに集まった観客も多く、子供から大人まで皆楽しそうに聴いていたようだ。 当方も40年ぶりにフルートを持ち出して音だしを始めたところで、ポピュラー曲のフルート演奏をこんな音が出せたらいいなと思いながら楽しく聴かせてもらった。
水岡グループ
  pf:水岡のぶゆき
  Fl:中島心
  D:秋葉正樹
  B:菊田重信

イオンライブ

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  中島心さん(中島さんのHP与野駅の近くに「エンジェル」と言うピアノラウンジ(生演奏と食事提供)のお店を持っていて、大野雄二さんもその店で演奏したことがあると聞いて驚いた。 会場でCD:水岡のぶゆき「Departure」を購入し、水岡・中島さんのサインをもらったので、今次に大野さんに会った時に中島心さんの話をしてみるつもりだ。
 
 
2007/12/13 ライブ鑑賞(18)御茶ノ水NARU。 今日は寒くて今にも雨の降りそうなお天気、傘を持って出かける。 19時少し前にNARUに到着、定番で腹ごしらえが終わった頃に大野さんが到着、頃合いを見計らってサインをもらいに行く。 「こんばんは、加山雄三の世界(昔のCD)を買う前に、前評判のこれ(What's Going On)買っちゃいました。 サインをお願いします」→「ありがとうございます」と言われて、サインをもらう。「先生、ルパンチックも良いのですがトリオのライブを是非出してください」→大野さん「ライブは難しいからね」→「本場の大物は必ずライブの残しているのですが・・・」で会話が途絶える。 完璧主義の大野さんは以前の発言からも録音環境・音質を気にしているのか・・・。 話題を変えて、「先生、美人のフルーティスト中島心さん知っていますか」→「???」→「与野にあるエンジェルと言うお店知っていますか。そのお店をやっていて、前に話した水岡のぶゆきグループとライブ活動しています」→「昔行ったことがあるよ」と言って、なぜか蕎麦の話になった。 蕎麦の話は今月21日また浦和美園に行くので中島心さんに会ったら聞いてみましょう。 今日のトピックスは何と言っても、演奏曲目16曲全部が分かったこと。 これはライブ暦21年の大野フアンから帰り際に曲目を書いたメモをもらったからです。 ウレシかったですね、これからもお願いします。 ディスコグラフィならぬ、ライブグラフィが出来ますが、右がそのLiveGraphy(造語)です。 ” Love”がつく曲が多いのに改めて驚きます。

2007/12 LiveGraphy

11:This can't be Love
12:All the things you are
13:What is this thing called 
     Love
14:Love squall
15:Sam sack
21:Love for sale
22:Smoke gets in your 
     eyes
23:How high the moon
24:The Inugami Family 
  Love Theme
25:Sam sack
31:Softly as in a morning
    sunrise
32:East of the sun
33:My funny Valentine
34:Cute
35:Lupin the 3rd  Theme
36:Sam sack
  1stステージはいつものExactly like youでなく、This can't be Loveで始まる。 アップテンポで、一曲目から腕を上げての指示、スタンディングプレー、唸り声も出てノリノリだ。 江藤さんも自分のドラムセットを持ち込んでの演奏で快調だ。 2、3曲目は美しいスロー、ミディアム曲、4曲目は最近定番のボサノバのLove squall、軽快で何度聞いてもよい。 エンディングはSam sack。 2ndステージの1曲目は延々19分ものアップテンポ熱演のLove for sale、大野ライブのベストの一曲だ。 2,3曲目はスローなジャズのスタンダード、4曲目はオリジナル傑作に数えられる物悲しいThe Inugami Family-Love Themeをブルース調で歌い上げる。 エンディングはSam sack。 3rdステージの1曲目は俵山さんのベースを全面にフーチャーしたSoftly as in a morning  sunrise、ピアノはアドリブが少し、いつもとベースの響きが違う。 ボンボンと鳴る音でなく、ブルンブルンと底から響くような音だ。 2、3曲目はミディアムテンポ、バラード。 4曲目はハイテンポなCute、中盤からのピアノとドラムの掛け合いはどちらも負けじと迫力満点。 5曲目は聴かなきゃ帰れないのLupin the 3rd  Theme、エンディングはお馴染のSam sackと最高に盛り上がって終了する。 今日はどちらかと言うとベース・ドラムのリズムセクションの勝ちでしたかね・・・。

サイン

What's Going Onの解説冊子内にサイン

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  途中の休憩で江藤・俵山両氏のサインももらう。 俵山さんと久ぶり話が出来た。 「今日は素晴らしいベースでした。 何か音が違って聴こえました。 レイブラウンですか、私はボンボンする音よりウッドベース特有のバリバリするような音が好きです」→俵山さん「そういう音を目指しているのです」との答えが返ってきてビックリ、ああいう音を出すのは難しいのですかね・・・。 終わって、常連仲間と雑談、帰着はいつもの午前1時前でした。  
 
 
2007/12/21 (情報他)イオン浦和美園SCのイベント、水岡のぶゆきグループのライブ鑑賞(3回目)。 今回は川口ライブと同じメンバーで演奏。 ボーカルのCamaruさんより彼女のアルバム「Just as I am」を、また中島心さんより彼女のフルートの入ったCD「きずな」(水岡のぶゆきG)を購入。 

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  水岡のぶゆきグループ実力が分かるこの一曲、ピアノ(水岡のぶゆき)とフルートの絶妙なコラボレーション「Autumn Leaves」是非聴いてください。 (18は削除中)

Autumn Leaves

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